『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』を読んだ
ネットワーク系の知識を補強したくて、『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』という本のKindle版を買って読みました。
読了して、なかなか良い本だなと思ったので紹介しておきます。
特に、駆け出しのインフラエンジニアやネットワーク経験の浅いエンジニアにオススメです。
2013年の本ですが、ほとんどの内容は現在でも通用すると思います。
良かったところ
悪かった / イマイチかもしれないところ
- Kindle版が固定レイアウトのため、不便
- 1つひとつのトピックについてそんなに深くはない
過去に読んだネットワーク系の本について
今回以前にネットワーク系の本をちゃんと読んだのは、もう随分前だったように思います。
社会人になる前後ぐらいの時期に、『マスタリングTCP/IP』の入門編・応用編と『図解・標準最新ルーティング&スイッチング』という本を読んだことを覚えています。
当時とは変わってしまった常識もちらほらあるように思います。
まとめ
『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』という本を紹介しました。
インフラやネットワークに携わるエンジニアの方々の参考になれば幸いです。
インフラ専業でないエンジニアが、予備知識のために読む本としても良いように思います。
よろしければ、どうぞ。
おまけ:疑問に思ったこと
ほとんど余談ですが、この本の中では「サーバサイト」という言葉が注釈なく出てきます。
文脈からすると、「サーバ機器が設置される場所」という意味っぽい。
ネットワークの本に「サーバサイト」という謎用語が出て来たのだが。/ サーバサイトとは何か?サーバサイトとはなんですか? 調べても完璧にヒットするも... https://t.co/hyHgZjQvCW #知恵袋
— progrhyme (@progrhyme) 2018年7月6日
Healthtech Meetup #1 でLTしてきた
昨夜、縁あってこちらのイベントでLTをさせて頂きました。
今回は記念すべき第1回のイベントだったわけですが、私の属する会社含め、都内でヘルスケア関連の事業を営む複数のテック企業による合同イベントという形で開催されました。
そんなわけで、各々事業内容やサービスの内容を紹介しつつ、その裏側の技術要素に触れ、掘り下げていくという形の発表が多かったように思います。
私のLTについて
発表資料は下になります。
他はストレートなタイトルの発表が多かった中で、少し異色な題名だったかもしれません。
m3.comは医療従事者向けのサービスであって、一般の人がそのアーキテクチャー等を意識することはほぼないでしょうが、見えないところでこういうものが動いているのだという話もそれはそれで面白いかな(?)、と思いました。
スライドをよく見ると、私がこの資料で示されている2015年のリニューアルに全く関わってないことがわかると思います^^;
…なので、識者に話を聞いたり、社内資料を漁りながら発表の準備をすることで、私自身がm3.comのシステムを学ぶ良い機会になりました。
他の方々の発表について
各社特色がありつつも、技術的な理想と現実の折り合いを上手くつけているな、と感じました。
どなたかの発表で「ロックインされたくないけど、なるべくマネージドサービスに寄せる」という話があって、頷けるものがありました。
発表ラインナップの中で唯一アカデミック色の強いものがあって、それはDeNA望月さんによる『AI x 創薬の最近の研究動向』という題のものでした。
AIとは、創薬とは何かに始まり、創薬における機械学習や深層学習の応用例などを紹介して頂きました。
ふだん参加するテックイベントでこういう話を聞くことは珍しく、とても興味深い内容でした。
これらの発表資料は、まだWebに上がっていないものもあるようです。
手元で雑なメモを取っていたものをGistに上げましたので、リンクを載せておきます。*1
もしご興味があれば、ご覧ください。
公開スライド
5/24 0:15時点で、Connpassにはまだ資料が上がっていないようです。
私が把握できているものを以下に載せておきます。
終わりに
今回は歓談の時間は少なめでしたが、近い業界の色々な話を聞けて良い刺激になりました!
第2回以降もぜひ参加したいと思いました。
ありがとうございました!
*1:自分の発表の前後の部分などはがっつり欠けていたりします。悪しからず。
Ruby Hack Challengeもくもく会 #5 に参加した
一昨日、Ruby Hack Challengeもくもく会に参加してきました。
初回のCookpad Ruby Hack Challengeは昨年の8月末でしたね。
当時から興味のあるイベントだったのですが、記憶によれば、予定が合わなかったり抽選で漏れたり諦めたりしたようです。
そんなわけで、初RHCでした。
事前準備
空手で行っても資料を元にもくもく作業はできそうでしたが、一応前日に少しだけ準備して臨みました。
GitHubに公開されているRHCの資料を読みながら、手順をなぞってRubyをMac上でビルドしたり、C言語の開発環境を整えたり、といった作業をしました。
当日の流れ
会場はCookpadさんの12Fオフィスでした。
キッチンのある広いフリースペース的な場所で、少し大きめの勉強会などでも使われていると思いますが、今回は人数が少なめだったこともあって、1つのテーブルを囲んでみんなでもくもく作業しました。
自分は開始時刻の18:30ごろに到着したのですが、既に@ko1さん含む4名前後の方がいらっしゃってました。
PCを取り出すと、もくもくとRHC資料の続きを読みながら、途中の演習問題を解いていきました。
発展演習問題などは一旦すっ飛ばしつつも、一応最後の 5_performance.md
まで読み切ったところで時間切れとなりました。
その間にばらばらと参加者が集まり、終了間際の21:00過ぎになってようやく全員で軽い自己紹介を行いました。
MacにおけるC言語の開発環境について
とても久しぶりにC言語のコードを書くことになったので、開発環境を整える必要がありました。
自分の短いRuby歴(2年弱)では、ずっとVimで開発していましたが、型のある言語だとIDEの支援を受けた方が効率が良いだろうと思っています。
そんなわけでIDEを検討したところ、まあMacだとXcodeがスタンダードなのかなと思いつつ、最近流行りのVS Codeを試したい気持ちになったので、今回はこちらを使ってみました。
私の観測範囲では、VS CodeはJavaScript界隈などで人気が高まっている気がしますが、Rubyもextensionがありますし、上手くすればなんでもVS Codeで書けるような気もします。
もくもく会までにバッチリ使い込むには至りませんですが、コードの読み書きでそれなりに支援を得られるぐらいにはなりました。
もう少しVS Codeを継続してみようかなと思っていますが、Mac上でのC言語開発について、良い情報をお持ちの方はお知らせ下さい。
gdbの代わりにlldbを使った
VS Code上でデバッグするまでは行かなかったのですが、rubyをビルドするためのmakeタスクで make gdb
や make lldb
が用意されています。
実行するとソースコードディレクトリに置いた test.rb
を、その場でビルドしたruby(miniruby)を使ってgdb or lldbで実行してくれます。
初め、Macでgdbを動かそうと少し試していたのですが、結局上手く行きませんでした。*1
lldbはLLVMのライブラリを利用したより高機能なデバッガで、どうもMacではこちらを使った方が筋が良さそうです。
今後について
@ko1さんによれば、6月もRHCのイベント(おそらくまたもくもく会でしょうか)が開催されるそうです。
今回、私は下準備的なことしかできなかったので、できればまずは何か1つコントリビュートしてみたいなと思っています。
というわけで、来月以降も機会が合えば是非参加したいと思っています。
終わりに
イベントの開催、ありがとうございました!
GitLab Meetup Tokyo #7 に行ってきた
4/10にこちらのイベントに行ってきました。
気づいたときには一般参加枠が埋まっていたので、ブログ枠で参加しました。
…ということもあって、こうして記事を書いております。
最近GitLabを使うことが多いのですが、今回はコアな方々の話を聞けたり、今まで知らなかった機能やGitLabの思想にも触れることができて有意義でした。
- はじめに
- 発表スライド
- 感想
- 終わりに
- 聴講メモ
はじめに
会場はサイボウズさんでした。
全体で90名ほどの参加予定でしたが、席はほぼ満席で、活気のある雰囲気でスタートしました。
始めに、GitLab Tokyo / GitLab JPの案内がありました。
- Slack: gitlab-jp.slack.com ... メンバー200名超。
- Facebookページ: https://www.facebook.com/gitlab.tokyo/
Slackはどうやって入るのだろうと思ったのですが、HerokuでSlackinが動いているようですね。 検索すると見つかると思います。
発表スライド
Connpassに上がっているものもありますが、捕捉したものはここにも上げておきます。
(※随時更新します。)
Keynote「GitLabによるComplete DevOps」@shkitayama
LT①「How does GitLab manage git repositories?」@sotayamashita
LT②「GitLabのイシュートラッカー活用術」@jumpyoshi
LT③「GitLab CI & Docker in Docker」@toricls
LT④「カップラボ」@t_nakayama0714
LT⑤「State of Community Contributions to GitLab & GitLab 11.0」@tnir
感想
詳細な聴講メモは記事末尾に載せておきますが、ここでは印象深かった点を中心に簡単に感想を述べます。
続きを読むHugoのイケてるドキュメンテーション用Theme "Learn"と"DocDock"
はじめに
3年前(後述)に探したときは良いものが見つけられなかったのですが、時代は進んで便利なThemeが登場しているようです。
ドキュメントをHugoで作ると、Markdownでソースを管理できるのが良いですね。
この記事では主に"Learn"と"DocDock"という2つのThemeを紹介します。
Learn
Learn Theme for Hugo :: Documentation for Hugo Learn Theme
上がデモサイトにもなっています。
簡単に特長を紹介しておきます:
他にもいくつか機能がありますので、上のサイトを確認ください。
DocDock
こちらは、Learnのフォークですが、作者はLearnにもコントリビュートしているようです。
LearnのREADMEにcreditが載せられています。
Learnと違って多言語対応はしていませんが、独自機能としてreveal.jsによるスライド生成機能があるようです。
Bootie Docsとの比較
私自身も、3年前にbootie-docsというドキュメンテーション用のThemeを作って、ほそぼそとメンテを続けています。
正直に言って、bootie-docsよりもLearnやDocDockの方が機能が豊富で良さそうです^^;
特に、ドキュメントが増えてくると、メニューを一階層しか持てないBootie Docsでは苦しくなってくるかもしれません。
その他のTheme
ドキュメンテーション用のThemeは下のページを見ると他にもあります。
https://themes.gohugo.io/tags/documentation
ざっと見たところ、APIドキュメントを書くときはDocuAPIもよさそうだなと思いました。
先に挙げた2つのThemeは一般的な用途で使いやすそうです。
結びに
次にソフトウェアドキュメントを書くときには、LearnかDocDockのいずれかを試してみたいと思います。
3年前について
- Markdown による中規模ドキュメンテーションシステムについて調べた。 - weblog of key_amb
- Hugo で "bootie-docs" というドキュメンテーション用のテーマを作った #Hugo - weblog of key_amb
参考
Tour of Scalaを一巡りした
Tour of Scalaとは?
Tour of Scalaは、Scala公式サイトで提供されているScala初学者向けのチュートリアル的教材コンテンツです。
Golangの「A Tour of Go」のようなものですね。
Motivation
これに取り組んだ大きな理由としては2つあります。
前者については、自分自身がScalaのコードを書く機会は今のところほぼないのですが、書けるようになれば話は変わってくるかもしれません。
後者については、意識して取り組んでいたのは、かつて大学の授業でSchemeを触っていた頃ぐらいでしょうか。
他にも、例えばRubyを書いていて知らず知らずの内に関数型プログラミング的なアプローチを取っていたことはあるかもしれませんが、どういうのがそれなのかと聞かれると明言しかねる状態です。
然るに、関数型プログラミングはやはり大きなパラダイムであるので、これを学んでおくことは今後も必ず役立つだろうと思いました。
どのように取り組んだか
Scala開発のための環境構築ログはこちら。
IntelliJ IDEAでワークシートを作り、コードを貼って動作確認することが多かったです。
3/21〜24の4日間でTourを一巡し終えました。
以下は初学者向けのお役立ち情報です:
- https://docs.scala-lang.org/cheatsheets/# ... 構文の確認に役立ちます。
- https://www.scala-lang.org/api/current/ ... 標準ライブラリの仕様や用例の確認に。
- ドワンゴのScala研修テキスト
- Scala入門時に役立つ情報まとめ - Qiita
所感
Scalaについて、まだ機能の全貌は掴めていませんが、implicit機構など想像以上にパワフルな言語であることはわかりました。
一方で、LL並に簡潔に書けるような省略記法やシンタックス・シュガーがあることもわかりました。
関数型プログラミングについても、主要な登場人物らしき方々(第一級オブジェクトとしての関数、高階関数、カリー化、…)は現れたので、さわりぐらいは掴めたのかなと思います。
ただ、Tourを一巡しただけでは、特に関数型プログラミングについては学び足りないと感じました。
今後
そこで、上にも挙げたドワンゴのScala研修テキストの中で紹介されていた『Scala関数型デザイン&プログラミング』を購入することにしました。
こちらは、Kindle版だと50% OFFで購入することができました。
『Scala スケーラブルプログラミング』(通称、「コップ本」)でないのはなぜかというと、どちらかといえば、Scalaよりも関数型プログラミングの方を学びたいからです。
関数型プログラミングを学ぶ上では他にも良書がありそうですが、ひとまずはScalaの学習も兼ねて、こちらの本で勉強を進めようと思います。
TREASURE DATA社主催のSRE勉強会に行ってきた
昨晩、こちらの勉強会にお邪魔してきました。
以下は発表概要と所感です。
※発表資料はまだ公開されていないものもあるようですが、捕捉したらなるべくこの記事にも載せます。
BUILDING RELIABLE SERVICES
TD社のSRE Chris Maxwellさん(@WrathOfChris)の発表。
TDはかなり色々なサービスがあって、それぞれデプロイ方法や構成方法がバラバラでだいぶカオスな状況だったけど、最近スタンダードを作るようにしていて、段々よくなってきている、というような趣旨だった。
英語の発表だったけど、とてもきれいな発音で聴きとりやすかった。
prismatix SREチーム立ち上げからの1年間
クラスメソッドの望月さん(@Canelmo)の発表。
prismatixというのは、クラスメソッドさんの子会社で提供しているサービスで、ECとCRMを簡単に構築できるAPIプラットフォームらしい。
お客さん向けにそれぞれAWSアカウントを作って提供しているので、複数アカウントの管理・運用をいかに効率的にするかが肝、といった話があった。
特に興味深かったのは以下の点:
- CloudWatch Logsにはアラートに必要なログだけを入れ、全ログはS3に保存している。
- CloudWatch Logsに全ログを保存すると高くつく
- S3に保存していれば、バケットの参照を許可していれば一箇所からAthenaでクエリすることができる。
- 監視にDataDogを使っている。DataDogは複数AWSアカウントに対応していて便利。
あと、クレデンシャルの管理はどうしているのだろう? と気になったので質問してみた。
これは「DSLとSSM Parameter Storeで管理していて、誰が実行しても同じ環境が構築できる」という話があったので。
回答としては、「クレデンシャル情報もSSM Parameter StoreのSecret Stringで保存している。誰がそこにアクセスできるかは別途(おそらくIAMで)管理している」というような内容だった。
スマートニュースの進化の歴史
スマートニュースの真幡さん(@mahata)の発表。
スマートニュースでのDevOpsやMicroservicesに対する取り組みについての話で、良い話だけでなくて悪い話もあって、わかりみがあった。
サービスが一定の規模を越えるとIaaSとエンタープライズ契約を結んだ方が良いというのは、個人的には頷ける話だった。
また、面白かったネタとしてSlackによるローカライズbotの話があった。
これはSlackの投稿に各国の国旗をリアクションで付けると、その投稿に対してスレッド返信の形で、その国の言語で翻訳した結果をbotが投稿するというものだ。
とても便利そうだと思った。
世界最大のレシピ動画サービス「クラシル」を支えるインフラ
delyの深尾さんの発表。
深尾さんは元イタリア料理人だそうだ。
氏がクラシルにjoinしてから、どのようにインフラの改善を行い、SRE的なプラクティスを実践しているのかを発表した。
なんでもやるわけじゃなくて、人員リソースを考慮してやる・やらないをはっきり決めているのがとても良いなと思った。
まとめ
各社のSREに関する取り組みを聞けて良い刺激を得られた。
Web系を中心に日本のテック業界にもSREのプラクティスが広まってきているように感じる。
TECH PLAYに行ったのは2回目だけど、相変わらずきれいで雰囲気の良い会場だった。
今回は軽食ビュッフェと飲み物が豊富に提供されて、飲食を楽しみながら聴講することができた。
主催してくださったTREASURE DATAさん、ありがとうございました!!
おまけ
以下は会場で取った雑なメモです。
ほとんど清書してないので、気が向いたら見てください。
Chris Maxwell @WrathOfChris
SRE
BUILDING RELIABLE SERVICES
- Why?
- Building Reliable Services
- cannot buy reliability
- tools
- daily workload
- 400,000+ queries / day
- 1 M+ events / sec
- 15+ Trillion Rows / day
- runtime convergence
- cookbooks ... Chef
- Our hero
- infra engineer & SRE
- increase velocity
- faster than weekly deployments
- more sites
- complex platform
- Service Delivery is hard
- measure reliability
- foundation is dirty work
- Wisdom from outsie
- simple first
- on experts and advice
- mentor returns
- chunks ... 7
- first changes
- standard deployment targets
- standard startup services
- Derek Coolison
- hard work ahead
- wrap up service
- autoscale group
- Presto
- Simple is Hard
- 3 sources of configuration truth
- Didn't have time for API
- 6 friends for the journey
- Autoscaling
- App Load Balancer
- EC2 Security Group
- Code Deploy
- Route 53
- IAM role
- More friends
- trust team
- Don't solve problems with software that should be solved with talking
- Mentor returns
- tools express process
- process should uplift the organization
- Service Tool
- 6 infra api w/ MVP tools
- Leverage immediate gain ... orchestration
- paying interest ... learning team
- 6 infra api w/ MVP tools
- Services First
- any engineer can
- release frontend/backend
- any engineer can
- Complexity ... enemy
- cut & paste and grow ...
- unclear boundaries
- Migrate
- simplifying complex
- many transitional changes
- precision replacement
- Process
- Legacy Process
- Transition
- Standard Services First
- With standards, exceptions are hard
- 新しいやり方でリリースできた!
- remaining services
- The way home
- Best Practices
- Standard services
- Best Practices
- Remaining services
- service improvements
- support config management
- strategy to improve
- heroes
- Yuu Yamashita
- Yuki Ito
- Kokubun
- Chris
prismatix SREチーム立ち上げからの1年
クラスメソッド望月
- @Canelmo
- prismatix SREチームリーダー
- AWS認定SA / DevOps Professional
- prismatixの紹介
- アーキテクチャー
- リリースと
- Developers.IO
- prismatix
- システム特性
- 技術スタック
- 全文検索したいデータをKinesisに流してElasticsearch Serviceに登録
- クライアントごとに個別の環境をセットアップ
- AWSアカウントも独立させる
- デメリット:
- 新規案件が増えるたび、環境も増える
- JOIN時のデプロイ方法
- 改善: 完全に再現可能なインフラにする
- シングルテナント
- セットアップ内容を完全に自動化
- 環境ごとの差異が発生しないように
- 何かあればrebuildできるという安心感
- インフラのテストにも使える
- デプロイの見直し
- これからやりたいこと
- インフラCI
- Elasticsearch index構築高速化
- 監視ツール
- 監視対象
- CloudWatchメトリクスとOSメトリクス
- ログ周り
- JOIN時
- EB => CloudWatch Logsに送信
- いくつかのログはOSに入らないと見えない
- 変更後
- ECS Cluster
- Log Driver -> fluentd
- S3にログ保存
- LBにログを飛ばす
- fluentd
- CloudWatch Logs
- 他 etc
- fluentd
- Log Driver -> fluentd
- ECS Cluster
- JOIN時
- CloudWatch Logs
- 割りとお高い
- 通知が必要なエラーを送る
- Athena
- 質問:
- credentialの管理
- Parameter Store
- 誰が操作できるかを別途管理
- Parameter Store
- cloudtrail logs
- 各アカウントごと
- Elasticsearchの性能劣化について
- つらいことはある
- K8s考えなかったのか?
- AWS使う前提だった
- credentialの管理
スマートニュースの進化の歴史
- @mahata
- Software Engineer
- ややインフラ寄り
- ニュース配信基盤担当
- SmartNews
- クーポンチャンネル
- オフィス風景
- ニュース配信基盤
- 監視
- Data Dog
- 配信
- Cloud Search
- 検索
- 収集
- 監視
- スマートニュース特有のチャレンジ
- 日米で開発拠点を分散させる難しさ
- 言語の壁
- 空気感(?)の違い
- 日米で開発拠点を分散させる難しさ
- 言語の壁
- 半年に1度は海外ワーク!スマニューならカンファレンスも
- インフラの構成管理
- 避けたいこと ... Dev vs. Ops
- インフラの構成管理
- Dev ... コードを書くことでインフラを設定
- Ops ... コードレビューでインフラを安定化。コードも書く
- => SRE
- ツール:
- Terraform
- Itamae + Fabric (+ カスタム Fabfile)
- IaaSとエンタープライズ契約
- Microservices
- 社内コミュニケーションHacks
- 読書会 ... SRE本
- Work Out Loud
- 人目につくところで開催する
- 資料も人目にふれるところに置く
- 参加者が増える
- お寿司
- 勉強会に予算を付ける
- これから解決すべき課題
- システム障害に強い体制づくり
- 適切なメトリクスの取得
- 適切なアラート設定
- システム障害対応あるある
- すごい人
- システム障害に強い体制づくり
- Q&A:
- Chaos Monkeyとか使ってる?
- 使わなくても色々起きてる
- Chaos Monkeyとか使ってる?
現場で使えるSite Reliability Engineering
Fukao Moto / dely
- ブンさん
- 元料理人
- クラシル
- 1分でレシピがわかる
- 2017年メディア露出多い
- 昨年末に1,000万ダウンロード
- 1人目のSRE
- Web / DBはシングル構成
- 監視未整備
- スケーラビリティ
- 可用性
- SPOFをなくす
- バックアップ
- 自動復旧
- モニタリング
- 監視メトリクス
- サチュレーション
- キャッシュ
- Memcached
- Nginx
- プロトコル
- 変更に強い設計:
- ログ収集基盤:
- fluentd + forrest
- 構成管理
- コード化 & DRY
- ログ収集基盤:
- SLO
- なぜSLOが重要か?
- 全アラートに対応?
- 信頼性をあげる作業には終わりがない
- 減点方式から目標達成方式に転換
- なぜSLOが重要か?
- どうやってSLOを決めるか
- ユーザ目線
- CloudWatch Metrics
- パーセンタイル値
- Infrastructure as Code
- DRY原則
- ツールやFWは任意
- タグで管理
- 論理名と物理名
- DevOps
- カナリアリリース
- ChatOps
- イベント対応
- Webのトップページを守ろう
- スマステ
- 予期せぬ数十万UU
- 新規ユーザ獲得
- 遅いページで全体が詰まる
- Nginx
- pathによってupstreamをグルーピング
- cache
- スマステ
- コミュニケーションロス
- イベント対応レベルを決める
- Webのトップページを守ろう
- ポストモーテムに書くこと
- タイムライン
- 良かったこと
- 悪かったこと
- 幸運だったこと
- 書かないこと
- 根本原因分析
- 再発防止策 => Issueに
- ※犯人探しはしない
- TODO管理
- SRE Principles
- 主体的に行動できるように
- 得意分野を活かす(生産性)
- Why, Whatを共有
- 3W, 1Hはあえて共有しない
- Whenは決めない。Whyがわかってれば優先順位はわかるはず
- 何をやらないかを定義 ★
- 3W, 1Hはあえて共有しない
- ミッション
- 意思決定に必要な指標を取得し、正確性を保証する
- SREミーティング
- 会議コストを最小化
- アジェンダを事前共有
- 週次/隔週/月次
- 金曜に実施 ... 週末に準備できる
- リスクマネジメント:
- 何もやってないとまずい
- 小さなコストで大きなリスク
- APOLLO Program
- 障害対応訓練
- まとめ
- 費用対効果を重視
- スケーラビリティの確保
- スコープ ... やらないことの選択
- WHYを共有
- Q&A
- 障害対応の再現方法
- 根本原因を調べないと再発防止できないのでは?
- 根本原因を調べることもIssueにする