Google Cloudのウェビナー『Anthos anywhere』を視聴した
はじめに
先週から、『Google Cloud で実現するモダンなアプリケーション開発』という全10回のウェビナーが配信されている。
興味のあるものをいくつか視聴してみるつもりでいる。
今日は第2回の開催で、題は『Anthos anywhere ~ Anthos の進化を追う ~』というものだった。
資料はまだアップされていないようだけど、先週のセッションの資料はもう上のサイトに上がっているので、来週までにはアップされるのではないかと思う。
あと、You Tube Liveの動画はしばらくは見返せるようだ。
※6/2追記: 資料が上のサイトで公開された。
Pickup
- Anthos Sample Deploymentの情報は見落としていたかも。とても試しやすくなっているので、試したい。(それでも放っておくと懐が痛むぐらいのお金は掛かるのでなるべく会社で)
- 7月以降に従量課金モデルが出るらしいので、期待
- Anthos GKE on AWS
- まだβで、Multi-Cloudのライセンスモデルはまだ出てない
- EKSじゃなくてGKE. EC2の上に乗る。K8sのバージョンにも
-gke
が入ってる - ログ、メトリクスはCloud Logging / Monitoringに集約される
所感
新しめの情報がまとまっていて、キャッチアップに良いセッションだった。
聴講ログ
以下は聴講ログ。
いくつかスクリーンショットも載せる。
イントロ
- スピーカー情報
- 自己紹介
- アジェンダ
- 概要
- Anthos 1.3サービス一覧(2020年5月時点)
- Multi Cloud β
- :
- Anthos BYOK
- OSSをベースにしたソフトウェアスタック
- 提供形態
- ソフトウェア提供
- 1年 or 3年のサブスクリプション
- 7月以降にPAYG(従量課金)モデルも登場予定
- Multi-Cloudライセンス ... 近日登場予定
- ソフトウェア提供
- これまでの進化の軌跡
- Anthos 1.0: 2019年6月 GKE On-Prem, Config ManagementがGA
- 3ヶ月毎にマイナーバージョンアップ
- Anthos 1.3の注目アップデート
Anthos Sample Deployment
- Anthos Sample Deployment (Preview)
- デモ - Anthos Sample Deployment
- Anthos Sample Deployment まとめ
- あくまで検証用、本番ワークロードは乗せない
Ingress for Anthos
- About
- リージョンをまたいだクラスタ間でのHTTP/Sロードバランシングが可能
- イメージ図
- 両方共1.1.1.1
- IP anycast
- 近い方に割り当てられる
- フェールバックもしてくれる
- Ingress for Anthosデモ
- ローカルのターミナル
- GKEクラスタのリスト
- gcloud container hub memberships list
- GKE Hubに入ってるGKEのリスト
- gcloud alpha container hub features multiclusteringress describe
- Deployment zoneprinterを3クラスタにデプロイしている
- MultiClusterService ... CRD
- Service相当
- MultiClusterIngress
- MCSをbackendに指定
- kubectl describe mci zone-ingress
- curl叩いてみる
- 東京からアクセスすると東京のメッセージ、USからアクセスするとUSのメッセージが表示される
- ローカルのターミナル
- Ingress for Anthosの主なユースケース
- リージョン間で冗長構成を組みたい
- GKEクラスタのかなりーアップグレードをしたい
- グローバルにサービスを提供しつつ
- クライアント〜サーバ間のレイテンシを低くしたい
- シングルIPで運用したい
- ※今のところ、BackendConfigでサポートしているのはTimeoutのみ
Anthos GKE on AWS
Q&A
- Ingress for Anthosのトラフィッククラスタレベルでカナリアリリースやりたい
- こういうユースケースがあることは理解しているので、今後にご期待下さい
- Anthos on GCPとAnthos on On-premiss, Anthos GKE on AWSの違いは?
- Ingress for AnthosはEKS対応の予定はある?
- Anthos GKE on AWSのユースケースは?
- Ingress for Anthos と、F5 などの別の GSLB を利用するケースの違いを教えて下さい
- IstioとAnthosの違いは?
- Anthos Service MeshはIstioベースで、互換性がある
- Cloud RunはKnativeベース
- Anthos GKE on AWSの初期構築が大変そう