progrhyme's tech blog

主にIT関連の技術メモ

Ruby Hack Challengeもくもく会 #5 に参加した

一昨日、Ruby Hack Challengeもくもく会に参加してきました。

初回のCookpad Ruby Hack Challengeは昨年の8月末でしたね。
当時から興味のあるイベントだったのですが、記憶によれば、予定が合わなかったり抽選で漏れたり諦めたりしたようです。

そんなわけで、初RHCでした。

事前準備

空手で行っても資料を元にもくもく作業はできそうでしたが、一応前日に少しだけ準備して臨みました。

GitHubに公開されているRHCの資料を読みながら、手順をなぞってRubyMac上でビルドしたり、C言語の開発環境を整えたり、といった作業をしました。

当日の流れ

会場はCookpadさんの12Fオフィスでした。
キッチンのある広いフリースペース的な場所で、少し大きめの勉強会などでも使われていると思いますが、今回は人数が少なめだったこともあって、1つのテーブルを囲んでみんなでもくもく作業しました。

自分は開始時刻の18:30ごろに到着したのですが、既に@ko1さん含む4名前後の方がいらっしゃってました。

PCを取り出すと、もくもくとRHC資料の続きを読みながら、途中の演習問題を解いていきました。
発展演習問題などは一旦すっ飛ばしつつも、一応最後の 5_performance.md まで読み切ったところで時間切れとなりました。

その間にばらばらと参加者が集まり、終了間際の21:00過ぎになってようやく全員で軽い自己紹介を行いました。

MacにおけるC言語の開発環境について

とても久しぶりにC言語のコードを書くことになったので、開発環境を整える必要がありました。

自分の短いRuby歴(2年弱)では、ずっとVimで開発していましたが、型のある言語だとIDEの支援を受けた方が効率が良いだろうと思っています。

そんなわけでIDEを検討したところ、まあMacだとXcodeがスタンダードなのかなと思いつつ、最近流行りのVS Codeを試したい気持ちになったので、今回はこちらを使ってみました。
私の観測範囲では、VS CodeはJavaScript界隈などで人気が高まっている気がしますが、Rubyもextensionがありますし、上手くすればなんでもVS Codeで書けるような気もします。

もくもく会までにバッチリ使い込むには至りませんですが、コードの読み書きでそれなりに支援を得られるぐらいにはなりました。

もう少しVS Codeを継続してみようかなと思っていますが、Mac上でのC言語開発について、良い情報をお持ちの方はお知らせ下さい。

gdbの代わりにlldbを使った

VS Code上でデバッグするまでは行かなかったのですが、rubyをビルドするためのmakeタスクで make gdbmake lldb が用意されています。 実行するとソースコードディレクトリに置いた test.rb を、その場でビルドしたruby(miniruby)を使ってgdb or lldbで実行してくれます。

初め、Macgdbを動かそうと少し試していたのですが、結局上手く行きませんでした。*1

lldbLLVMのライブラリを利用したより高機能なデバッガで、どうもMacではこちらを使った方が筋が良さそうです。

今後について

@ko1さんによれば、6月もRHCのイベント(おそらくまたもくもく会でしょうか)が開催されるそうです。

今回、私は下準備的なことしかできなかったので、できればまずは何か1つコントリビュートしてみたいなと思っています。
というわけで、来月以降も機会が合えば是非参加したいと思っています。

終わりに

イベントの開催、ありがとうございました!