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『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』を読んだ

ネットワーク系の知識を補強したくて、『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』という本のKindle版を買って読みました。

読了して、なかなか良い本だなと思ったので紹介しておきます。
特に、駆け出しのインフラエンジニアやネットワーク経験の浅いエンジニアにオススメです。

2013年の本ですが、ほとんどの内容は現在でも通用すると思います。

良かったところ

  • L1〜L7まで概観して基礎知識が押さえられる
  • 運用を踏まえており、実践的
  • 図表が多くてわかりやすい
  • 冗長化含む構成例があるのが良い
  • 各種プロトコルの復習になった

悪かった / イマイチかもしれないところ

  • Kindle版が固定レイアウトのため、不便
  • 1つひとつのトピックについてそんなに深くはない

過去に読んだネットワーク系の本について

今回以前にネットワーク系の本をちゃんと読んだのは、もう随分前だったように思います。
社会人になる前後ぐらいの時期に、『マスタリングTCP/IP』の入門編応用編と『図解・標準最新ルーティング&スイッチング』という本を読んだことを覚えています。

当時とは変わってしまった常識もちらほらあるように思います。

まとめ

『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』という本を紹介しました。

インフラやネットワークに携わるエンジニアの方々の参考になれば幸いです。
インフラ専業でないエンジニアが、予備知識のために読む本としても良いように思います。

よろしければ、どうぞ。

おまけ:疑問に思ったこと

ほとんど余談ですが、この本の中では「サーバサイト」という言葉が注釈なく出てきます。
文脈からすると、「サーバ機器が設置される場所」という意味っぽい。